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米子高等学校の皆さんが学校見学に来られました

2012/07/19 Thu [Edit]

 7月6日(金)に、鳥取県立米子高等学校1年生の皆さんが学校見学に来られました。
 当日は、関学校長による学校の概要説明と、言語聴覚士科の学科紹介の後、看護学科、視能訓練士科、理学療法士科、作業療法士科の順に見学をして頂きました。

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 看護学科では、まず本校の特徴について説明させて頂きました。本校では3年間で学ぶ3000時間の3分の1と多くを臨地実習に割り当てています。その理由は、看護師になるためには学校での勉学に加えて、何より臨床現場で実際に経験を積むことが重要であるためです。また、臨地実習に出る前には、基本的な知識をしっかり身につけておく必要があります。本校では臨地実習に出る前に、実習に必要な技術を学内で身に着けてから臨地実習に臨めるように配慮しています。今回の見学では、学内での実習で使う看護教育用のフィジカルアセスメントモデル(人形)の説明を行いました。見学に来られた皆さんは、モデルの眼が開く様子や呼吸音を聞いて、まるで本物の人間のようだと興味を示されていました。看護学科では、このように学内に充実した設備を用意し、患者様の病状や身体の状態を正確に判断できる看護師の育成を目指しています。

 視能訓練士科では、まず眼圧検査器(眼圧を測定する)やプリズムバー(視線のズレの角度を計る)、眼底カメラ(眼の底の写真を撮る)などの機器を体験して頂きました。見学に来られた皆さんは、視力検査以外の機器をあまり見たことがなかったようで、眼の検査だけでもこれほど多くの種類があることを初めて知ったと話されていました。また、視力検査の輪が切れている方向が理解できない小さな子供には、動物の絵が描かれたカードを見せて、どれほど小さな絵まで見えるのかによって視力を検査するという方法があります。こうした創意工夫も臨床現場では必要となるのです。

 理学療法士科では、まず理学療法士の就職先が病院だけでなく、介護老人保健施設などの福祉分野でも需要が高まっていることを説明させて頂きました。また、スポーツトレーナーになる道もあり、近年ますます活躍の場が広がっています。続いての車椅子体験では、手でレバーを動かすことで移動できるもの、椅子の角度を調整できるものなど様々なタイプを体験して頂きました。見学をされた皆さんは実際に動かしながら、車椅子での移動に際し、患者様の状態によってどの程度の補助が必要であるかを適切に判断しなければならないという話に真剣に耳を傾けていました。

 作業療法士科では、指を思い通りに動かせない方のための箸(バネ付のものや先の部分が平らになっていて掴みやすくなっているものなど)を実際に使って頂きました。参加した皆さんは、少しの工夫でこれほどまでに使いやすくなるのかと驚かれていました。次に、環境制御装置の体験をして頂きました。これは息を吹きかけるだけで電話やリモコンの操作が可能になる仕組みになっていて、ほとんど体を動かすことが出来ない患者様が対象の装置です。体験した皆さんは何度も息を吹きかけて、電話やリモコンが反応する様子を興味深そうに見ておられました。

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 今回の見学はいかがだったでしょうか。本校の各学科について知って頂けたように思います。今はまだ、小さな興味かもしれません。しかし、その「小さな興味」がいずれ、人を支え、地域を支え、そして自分自身を成長させるものであると思っております。
 今回の見学が参加者の皆さんの進路を考えるきっかけになれば幸いです。
 米子高等学校の皆さんありがとうございました。

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